以前の記事にも下段に今回と同じ内容を記載していますので、そちらを読まれた方は内容が重複します。
今まで数本のDRIVEシリーズのタイヤ交換を行いましたが、どのモデルも全てタイヤの取り付けが容易でした。
以前の記事に書いた通り、それに起因すると思われるバーストが発生していました。
そこで実際にどこがことなるのか、他のリム数本と比較してみました。
右側がDRIVEです。
ほんの少しですが、直径が小さいことが分かるかと思います。
タイヤの取り付けが容易なのは、そもそも直径が若干小さいということと、エッジがなだらかということが原因だと思います。
直径が小さくてもビードの部分の直径が同じであれば問題ないと思いましたが、空気を入れたときにビードが上がるのが他より早いことから、ビード部分の直径も小さい可能性が考えられます。
チューブレスレディ対応リムなので、クリンチャータイヤの場合でも空気を入れていくと「バチン」とビードが上がる音がします。
だいたいのホイールは、4.0barぐらいから上がりますが、DRIVEだと1.0~2.0barくらいで上がり始めます。
そこからさらに空気を入れて圧力を上げていきますので、高圧にし過ぎないように注意した方がよいかもしれません。
・Vittoriaの旧モデルのコルサなど、柔らかいタイヤはやめた方がいいかもしれない
・現状、continental GP5000やAGILESTでは問題は確認されていない
・高圧にしないよう注意すること
上記を気を付けていただければ、今のところトラブルは出ていないようです。
おまけ
これは単なる不良ですが、バルブ穴が微妙に楕円形になってしまっていたので、バルブが通りませんでした。
やすりで削れば解決しました。
写真でわかる通り成型用のビニルが残っています。リム内部にも入っていたためカチャカチャなっていました。
これは意外かもしれませんが、大手メーカーでもちょっとした破片が残っていることはあります。
ここまでがっつり残っていたことはありませんが。
取り出すのに少し苦労しましたが、安いのでちょっとした作業は多めに見ましょう。