カテゴリーの垣根を超えるドロップマウンテン SALSA FARGO が入荷しました

ヨーロッパを中心に流行し、日本でも徐々に認知され始めているグラベルロードというカテゴリーがあります。
スポーツサイクル界はより新しいカテゴリーを開拓しようという流れがあります。

その流れのひとつにこのドロップバーマウンテンバイクという、マウンテンバイクとツーリングバイクを組み合わせたような新しいジャンルがあります。

ライザーバーをつけるとリジッドのマウンテンバイクになりそうですが、BBドロップはマウンテンバイクよりも深めで、リーチは短めとロードバイクに近いですが、スタックはロードバイクよりも高いという独特なジオメトリーです。

シートアングルはロードバイクよりで、ヘッドアングルはマウンテンバイクよりで、チェーンステー長は長めでホイールベースもしっかり確保されています。

つまり、オフロードでの安定性が高く、バイクとライダーの重心の位置関係からマウンテンバイクよりもロングライドに対応できるという性格だと読み取れます。

このことから、ただマウンテンバイクを少し変化させただけのような、商業的理由によるジャンル開拓ではなく、新しいジャンルを開拓するバイクであることがわかります。

フロントフォークは振動吸収性と軽量化を実現するためカーボン素材を採用し、またパッキングに対応するためダボ穴がたくさん設けられています。

オフロードツーリング、バイクパッカー、アドベンチャーライドなどといった、新しい遊びに本気で取り組むSALSAらしい一台です。

ドロップバーマウンテンバイク「SALSA サルサ FARGO ファーゴ」が入荷しました。
マウンテンバイクでもグラベルロードでもない、新しいジャンルを開拓するモデルであることがジオメトリーから読み取れます。