乗り心地が良くて取り付け簡単 SCHWALBE PRO ONE シュワルベ プロワン チューブレスイージータイヤ

INFOMATION

ドイツのタイヤメーカー「schwalbe(シュワルベ)」のハイエンドロードタイヤ
「PRO ONE(プロワン)TLE(チューブレスイージー)」を紹介します。

クリンチャーで使用していた時はとても感触が良く、今回のチューブレスイージーも同様に走行感がとても良かったです。

プロワンはシュワルベのハイエンドモデルということで、総合的にレベルが高いですが、特に乗り心地の優しさが魅力です。
同グレードの他メーカーのモデルと比較しても顕著で、小さな凹凸をとてもしなやかにいなしてくれます。
このタイヤの柔らかさ、しなやかさは、タイヤの脱着の容易さにもつながっており、これも魅力のひとつです。

表面の肌触りは優しくて、中はもっちりというか、ミシュランのパワーのような弾力のある感じがします。
それによる乗り心地の良さのトレードオフとして、あえて欠点を挙げれば、やや浮遊感がありグリップの情報が掴みづらいというところがあります。

同価格帯の「コンチネンタル グランプリ5000(GP5000)TL」と比較すると、GP5000の方がコーナリングでのタイヤの変形やグリップの限界は分かりやすいです。
タイヤの変形の把握や路面からのフィードバックは、価格も考慮して「IRC FOMURA PRO」が優秀だと思います。

PRO ONEと比較するとGP5000やIRC FOMURA PROは乗り味が硬めで、この辺りはやはりタイヤメーカーのバランスの取り方の違いで、各タイヤの特色と言えると思います。

ただ私を含め多くの方はコーナーを限界まで攻めるような乗り方はもちろんしないわけで、だったら乗り心地の良さの方がロングライドなどでは良いような気がします。
限界が高いのは安全だから良いというのは確かにそうなのですが、ある程度のレベルのタイヤではそれはあまり通用せず、一般道ではグリップ以外の要素もたくさんありますので、
しっかり安全マージンを取って走行しましょう。
とはいえ、コーナーを気持ちよく攻められるのは、どちらかと言えばGP5000やIRCだとは思います。

あと余計なお世話かもしれませんが、ついでにちょっとしたオフロードも走行しました。
GP5000TLより走りやすい気がしましたが、やはりタイヤ表面にはダメージを受けています。
当然ですが、オフロードでの使用はお勧めしません。

まとめとしては、ロングライドや乗り心地優先で良いタイヤを履きたいという方にはお勧めのタイヤです。
個人的にもとても好きなタイヤです。
今回も28Cを使用していますが、乗り心地の良さの割にコーナーでもよれる感じはなく、安定しています。
GP5000TLやIRCの方が優れていると言いましたが、それでもかなりレベルが高いので、全く気にしなくて大丈夫です。
タイヤにお金を掛けられるなら是非。

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