WINSPACE(ウィンスペース)の新モデル「C5 AERO」が発表され、受注開始しました。
納期は4-5月頃の予定です。
昨年に本国で行われた発表会に参加した際に、一足先に実物を見て触ってきましたが、太くて扁平したいかにもエアロロードという見た目の割に、かなり軽そうな印象を受けました。
公表されたスペックを確認すると未塗装で900g前後とやはりかなり軽いです。
フロントフォークも見た目の割に軽いと思います。
C5 AEROの位置づけ
C5 AEROはC5同様セカンドグレードという位置づけで、エンデュランス性能にもフォーカスした「軽量・エアロ・エンデュランス」が売りのモデルです。
上位モデルはT1000カーボンですがこちらはT800カーボンがメインに採用されてます。
またジオメトリーもエンデュランス性を考慮したものになっています。
これらから軽量高剛性なT1550 2ndやSLC3に対して、より快適性と安定性を重視したモデルであることが伺えます。
上位モデル同様一体成型製法で作られており、それによって継ぎ目のない一体感と高い耐久性、そしてこの軽さが実現しているものと考えられます。
またT47 BB規格も踏襲されているのもうれしいポイントです。

ジオメトリー比較
ジオメトリーからはエンデュランスレーサーという印象を受けます。
T1550 2ndやSLC3と比較すると、チェーンステー長が5mm程度長く、トレイル値も大きいため、安定性が高いことが伺えます。
またスタックは少し高いですが、他ブランドのエンデュランスロードほどは高くないです。
鋭い加速が求められるクリテリウムやロードレースではT1550 2ndやSLC3が良いですが、高い速度域で淡々と走りたい多くのサイクリストや、ブルベ、トライアスロンレーサーにはこのC5 AEROが良いのではないでしょうか。
カラーラインナップ
カラーラインナップは4種。
女子チームがツール・ド・フランスに出るということもあって、女性らしいポップなデザインを押し出しているようです。
個人的には別に女性らしさを押し出さなくてもとか、もう少しシックなデザインがあった方が良かったなどと思いますが、これはこれで好きな人はハマると思いますし、他にない挑戦的なラインナップは好印象です。




ラ・ツールエディションは左右非対称のカラーパターンで、トップチューブにはツールのコースプロファイルがあしらわれています。


グラフィティは犬?猫?何か分からない何ともユルいデザインです。




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- ヘッドチューブ:NO.55R 1.5インチ/ACR/STD
- BB:T47
- タイヤクリアランス:最大700Cx32C
- ホイルアクスル:12mmスルーアクスル F100mm R142mm
- カーボンファイバー:東レT800+Mシリーズ
- 重量:900g ±30g 未塗装Mサイズ
- 税込定価:¥298,000
