【S-WORKS TARMAC SL8を凌ぐ重量剛性比】 WINSPACE ウィンスペース SLC3 | 699gの超軽量フレームが入荷しました

INFOMATION

S-WORKS TARMAC SL8を上回る重量剛性比という強烈な謳い文句で登場したWINSPACE(ウィンスペース)の新モデル「SLC3」が入荷しました!

WINSPACEは日本のスパークル大分やフランスの女子チームWinspace Women’s Teamなど、国内外のプロチームに機材供給しており、よりシビアに結果が求められる立場です。

したがって先日紹介したT1550 2ndやこのSLC3も、数値上のコスパではなく、よりレースのパフォーマンスに直結する本質的な性能が求められます。

プロレベルに求められるのはただ軽いだけでなく、スプリントや巡航、操作性、そして快適性を含むトータルでの性能です。

そこで今作のSLC3は”S-WORKS TARMAC SL8に匹敵する超軽量オールラウンダーを作る”という野心を抱いて開発されました。

まずフレーム素材は東レT1100とT1000に加え、より弾性に優れたMシリーズのカーボンを配合し、柔軟性と剛性の最適解を導きました。

T1550 2ndと同様の一体成型技術を取り入れ、フレームに継ぎ目がなくなり、パワー伝達効率に優れ、軽さと強靭さを両立します。

T1550 2ndの開発時に培ったエアロダイナミクスのノウハウを引き継ぎ、日本の風洞実験施設での試験も実施されました。

結果的に6回のフレーム形状の改良が行われ、10万回以上のドイツ基準の強度試験をクリアして完成に至りました。

未塗装時点でのメーカー公表フレーム重量が699gで、今回入荷したMサイズ ブラックカラーの塗装済みの実測重量が729gでした。
非常に軽量です。

前作のSLC2からヘッドチューブの剛性が約30%、BB剛性が20%上昇しています。

自社テストではS-WORKS TARMAC SL8よりも優れた剛性重量比となっています。

タイヤ幅は32mmまで対応しています。

S-WORKS TARMAC SL8を目標に開発された超軽量オールラウンダーが税込み定価368,000円は破格だと思います。

テスト結果の数値を見ればかなりすごい値をたたき出していることは分かりますが、実際の走行においては本当にすごいのかというのは分かりません。
ということで、実際に組んで乗ってみることにします。
またできれば試乗してもらえるような形にしたいと思っています。

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