スペインの名門ブランド「ORBEA(オルベア)」の取扱店となりました。
ORBEAは100年近い歴史のあるスペインの名門バイクメーカーで、ロードレースファンにはエウスカルテル・エウスカディが使用していたことでもお馴染みで、サムエル・サンチェスの熱い走りを支えるオレンジの「ORCA」に憧れました。
他のメーカーとは違うORBEAの特徴や魅力を紹介します。
ORBEAの魅力
高いデザイン性と無料のカラーオーダー
ORBEAは総合バイクメーカーとしてロードバイクやMTB、TTバイク、E-BIKEなど幅広いジャンルをラインナップしていますが、そのすべてのデザイン性が高いです。
さらに「MyO(マイオー)」とよばれるカラーオーダーに対応するモデルは、アップチャージなしでカラーデザインをセミオーダーしたり、名前を入れて自分だけの一台をつくることができます。

ハンドルサイズやクランクサイズなどカスタムオーダーが可能
個人的にとても重要だと思うポイントが、お客様に合わせてクランク長やステムやハンドルのサイズをチョイスするということですが、多くのバイクメーカーの完成車は、フレームサイズでハンドルサイズが決まっていたり、クランク長は一律170mmで歯数も固定で、選べたとしてもハイエンドモデルのみ・・・という場合が多く、それがメジャーブランドを取り扱わない理由の一つでもありました。
しかしORBEAはその辺りの自由度がかなり高いです。
例えばORCAの105グレードは399,300円ですが、クランク長や歯数、ステム長からハンドルサイズまで選択することができるうえ、アップチャージでパワーメーターやカーボンシートポストにすることも可能です。

ウェブでカスタムして店頭で購入できる
これらのデザインやパーツ構成は公式サイトで気軽にカスタムすることができ、販売店で注文が可能です。
もちろん取り扱い店で相談しながら注文することも可能です。
デザインはご自宅で色々試して検討し、パーツ構成は店頭で相談していただくのが良いかと思います。
カスタムして注文できるのはCANYONと似ていますが、販売からアフターフォローまですべて取り扱い店でできるのはORBEAならではといえます。
ラインナップ紹介
ロードバイク「ORCA」シリーズ
ロードバイクは軽量オールラウンダーの「ORCA(オルカ)」とエアロロードの「ORCA AERO」、エントリーモデルの「AVANT」の3モデルあります。
「ORCA」にはハイエンドモデルのOMXとミドルグレードのOMRが存在し、形状は同じで素材やレイアップが異なります。

軽さはシンプルに強い武器であり、そこに剛性や乗り心地、推進力といった要素を共存させるかで性能の良し悪しが決まります。
詳細は入荷した際に紹介しますが、OMXはレース性能を求めたフレーム重量745gの超軽量モデルで、セカンドグレードのOMRは大幅にコストを下げて多くのサイクリストの脚力でも楽しめる味付けにしつつ、フレーム重量は1030gと軽量です。

一目で速そうだと思わせる「ORCA AERO」は、その名の通り空力性能を重視したエアロロードです。
ORBEAは現在Lottoに機材供給しており、このORCA AEROに乗ったアルノー・ドゥリーの活躍が目覚ましいです。
UCIワールドツアーカテゴリーのレースだとブルターニュ・クラシックやレネウィ・ツアーでオラフ・コーイやマチュー・ファン・デル・プールらを抑えて優勝しています。

グラベルロード「TERRA」シリーズ
グラベルロードも魅力的です。
グラベルレースを想定した「TERRA RACE」は、オフロードでのスピードと安定性、操縦性を追求したモデルで、高速域での空気抵抗低減を図ったセミエアロフレームでありながら、フレーム重量は910gと非常に軽量です。

今期からUCI シクロクロス ワールドカップにも参戦します。
従来はシクロクロスには専用マシンじゃないと話にならないという認識でしたが、その常識を覆すことになると豪語しており楽しみです。

「TERRA」純粋にアドベンチャーバイクとしてキャンプツーリングやオフロードツーリングを楽しめるモデルです。
アルミフレームとカーボンフレームどちらもラインナップされており、初めてのスポーツバイクにも良いでしょう。
マウンテンバイクも豊富なラインナップ
日本ではあまり知られていませんが、世界的にはMTBでの人気も高いブランドです。

トップカテゴリーのレースでも活躍しており、クロスカントリーではオルベア・ファクトリーチームに所属する現デンマークチャンピオンのシモン・アンドレアセンが、先日のUCI XCO ワールドカップ10戦でフルキガーに次いで6位と安定した活躍を見せています。
今年からダウンヒルバイクもラインナップしており、オルベアFMDレーシングのタニー・シーグレイブがUCI DH ワールドカップの女子エリートの初戦でいきなり優勝しました。

幅広いシチュエーションで遊べるフルサストレイルバイク「OCCAM(オッカム)」は、ロングストロークモデルとショートストロークモデルがあり、大体の山はこれらのバイクで十分楽しめると思います。

アルミとカーボンの両モデルラインナップされており、一番下は411,400円からあるので価格も非常に魅力的です。

「ALMA(アルマ)」はハードテイルながら、特徴的の形状のシートチューブが振動を軽減し、ハードテイルらしい軽快な走りと、快適性とコントロール性を両立したモデルです

フレーム重量1080gと非常に軽量ながら、Deore仕様の最安モデルはなんと315,700円。
クロスカントリーだけじゃなく普通にツーリングや街乗りでも使えそうです。


普通のロードバイクの姿をしたe-BIKE
近年大変人気のe-BIKEですが、ORBEAはかなり積極的で先進的なラインナップです。
特にロードモデルの「GAIN(ゲイン)」が人気で、バッテリーはカーボンフレームのダウンチューブに内装され、アシストはハブ駆動のため見た目は普通のロードバイクと変わりません。

最軽量モデルで11.8kgとe-BIKEとしては非常に軽量です。
「平坦は普通に走って登りだけアシスト、帰りは疲れたなと思ったらアシスト」
こういった使い方をすれば体力に自信が無い方でもロングライドを楽しめます。


まとめ
革新的な設計と高いデザイン性を兼ね備え、お客様自身でカスタムできるMyOなどトレンドを抑えた販売戦略が特徴的ですが、販売店方式を採用してアフターフォローや適切な流通を考慮しているあたりが歴史のある総合バイクメーカーだと感じさせられます。
購入検討中の方はお気軽にご相談ください。
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