Surly Preamble | microshift SWORD 1x10sでグラベルロード仕様に組み付けました(約22万円)

INFOMATION

Surly(サーリー)の中でも入り口のモデルとして位置づけられているPreamble(プリアンブル)を、microshift(マイクロシフト)の新型コンポ「SWORD」で組付けしました。

Preamble(プリアンブル)というモデルの位置づけ

Preamble=序章が意味する通り、サイクリングエントリーとしておすすめするモデルです。
エントリー向け要素として、まず低価格であること。
そして様々な用途に対応できることが挙げられます。

フラットバーでクロスバイクとして組み上げることもできれば、今回のようにドロップハンドルをつけてロードバイクにすることもできます。
そのうえ太いタイヤも取り付けができるのでグラベルバイクとしての活用も可能です。
またフェンダーやキャリア取り付け用のダボも装備。

通勤からサイクリング、時にはグラベルライドと幅広く対応できます。
またクイックリリースを採用しており、旧式のマウンテンバイクからのパーツ移植も可能。

何でもやってやれなくないという、実にSurlyらしいエントリーモデルの定義だと思います。

MicroShiftの新型グラベルロード用コンポーネント「SWORD(ソード)」

今回の仕様のコンセプトは「サイクリングを主とし、気軽に街乗りもできるグラベルロード」です。

気軽さとは頑丈で手ごろな価格ということでもあります。
これはまさにPreambleに合致します。

またサイクリングを主とするということは、完全に街乗りではなく、ある程度スポーツとしてロングライドも楽しめるということが必要です。
そこで私が要点にしたいのがクランクです。
ギア比は当然ですが、クランク長やQファクターが最もこだわりたいところです。

シマノのGRXが一番良いのですが、そうすると高額になってしまいます。
今回のコンセプトを考慮すると、高額なうえ若干性能を持て余し気味です。

そこでタイミング良く発表されたmicroshift SWORDに白羽の矢が立ちました。

比較的手ごろな価格ですが、クランクがシマノのホローテック2に近い規格で、Qファクターもロードに近く、フロントシングル・ダブルいずれもラインナップされてという、かなりおいしい位置づけです。
クランク長もいくつかラインナップされており、今回のグラベルロード仕様はSサイズということでクランク長は165mmにしました。

シフトレバーの位置に若干癖がありますが、直感的に理解できるので、ダブルタップレバーのような操作性自体の癖はないです。
microshift Adventはシフトケーブルがレバーの頭から出ている、いわゆる触角タイプでしたが、SWORDではハンドルに沿う形になりました。
触角タイプは摺動抵抗が少なかったり、ケーブル交換がしやすかったりメリットはありますが、ハンドルに沿わせるタイプの方は見た目のスマートさはもちろん、ハンドルバーバッグやフロントキャリアを活用しやすかったりというメリットがあります。

リアディレイラーはもちろんスタビライザー付きで、オフロードでもしっかり遊べます。

サイズ選びについて

公式サイトにサイズごとの適応身長目安が記載されていますが、もう少しだけ細かく説明します。

まずXSとSサイズは650B、MとLサイズは700Cを想定したジオメトリーになっています。

トップチューブの傾斜はXSとSは角度が強く、Mサイズからはホリゾンタルに近くなります。
XSからMサイズまではシートチューブ長が極端に違います。
XSはできるだけ小さい方でも乗れるように、Mサイズは大きい方向けにホリゾンタルに近いルックスを提供するという感じで、ジオメトリーから考え方が見えます。

またドロップハンドルかフラットバーかの違いや乗り方でも若干サイズの選び方が変わりますが、詳細は相談いただければと思います。

今回組んだのはSサイズになりますが、だいたい166cm~174cmくらいが目安ですが、足つきに不安がある方は176cmくらいでもSサイズで大丈夫です。
XSは150cm台後半くらいからお乗りいただけます。

Surly Preamble / microshift SWORD 1x10s 仕様車 22万円

今回の仕様で現時点で店頭価格22万円で販売させていただきます。

在庫などの都合で細かい仕様変更があるかもしれませんが、Surlyのグラベルバイクとしてこの価格はかなり魅力的な一台だと思います。

このホワイトのほかブルー(水色)とブラックがあります。
各色各サイズそれぞれ組み付けできますので、お気軽にお問い合わせください。

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