チャイルドトレーラー(自転車用のベビーカー)を牽引できて、街乗りやツーリングバイクとしても使えるおしゃれな実用車をということで組付けしました。
フレームは広島のバイクショップ「Grumpy(グランピー)」さんのオリジナルフレーム「Sig」のツーリングモデル「Rando」です。
ツーリングバイクとしてはもちろん、グラベルロードやMTBとしても遊べる、良い意味でルーズなフレームです。
見ての通りロゴのデザインもSurly(サーリー)に似ていて、フレームのコンセプトも非常にSurlyに近いものがあります。
対応するホイールサイズも幅広く、オフロードから街乗りまで、組み方・乗り方次第で幅広く遊べます。
ヘッドパーツはタンゲ、ドライブトレインは基本的にはシマノで、ブレーキはダイアコンペのレバーにTRPのメカニカルディスクブレーキです。
牽引でも使いたいということで、ホイールサイズは26インチに、タイヤはオン・オフどちらも使えるシュワルベのハリケーンをチョイス。
ホイールはクイックリリースタイプになるので、シマノの安価なハブに、こちらも手ごろなアレックスリムのDM24というMTBリムで手組みしました。
見た目もよくて安価に組めるのでお勧めです。
センタースタンドはロードクランクのQファクターの都合上、左クランクと干渉してしまうので、取付穴を切削して僅かにオフセットさせました。
シートクランプはWolftoothのパープルがワンポイントになっていておしゃれです。
サイズ展開やカラーも豊富で、高級感もあるのでお勧めのおしゃれアイテムです。
シフターは見た目も重視してENEのサムシフターのシルバーを。
サドルやグリップのカラーはもちろん、レバーのカラーや形状など、細かいところまでこだわっています。
おしゃれで遊べる実用車というコンセプトの通りに仕上がったと思います。
後ほどSurlyのナイスラックを取り付ける予定です。
オーナーのこだわりとセンスが溢れる一台です。
もちろんクリスキングやホワイトインダストリーズといった高価なパーツを入れると見た目も性能も文句なしですが、
コストはあまりかけずに、でもパーツはひとつずつこだわってチョイスされたバイクは、オーナーのこだわりが感じられて、愛着も湧くと思います。
自分もそういう自転車が好きです。