ELVES Bikes ロードバイクの組み付けをしました

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ELVES Bikes という中国の格安メーカーのフレームを持ち込みで組み付けしました。
当店で取り扱いしているメーカーではありませんので、メーカーから直接購入して持ち込みされます。

リムブレーキモデルもまだあるようです。
コンポの方もアルテグラ11Sの機械式がまだ手に入りました。

ホイールはZONDAでも約7kgくらいと十分軽く、ホイールを変えれば余裕で6kg台です。

ロゴなどはカッティングシートでした。
下手にデザインに凝って値段が高くなるより、割り切って少しでも安くできる方が良いかもしれません。

細かいところを言うと、直線的なフルアウターのリアブレーキはそのままだと引きが重たくなるので、アウターがとまるタイプのグロメットを付属してほしかったです。

とにかく安いのが魅力ですが、当たり外れはそれなりにあります。

フレーム形状としては他ブランドでもいくつかのモデルで使われているので、設計としては特に問題ないだろうと思います。
当たり外れがあるのは検品の基準とかやり方の違いかなと想像します。

ちなみに今回はBBの精度がイマイチでした。
工具を当てた時点でわかりますし、圧入する際も明らかにムラや抵抗を感じます。
その結果として回転も悪くなりますし、音鳴りの原因にもなりやすいです。

はじめは付属のBBを試しましたが、そもそもクランクが入りにくく、回転もかなり悪かったので、お客さんと相談して一番ましなBBを探して対応しました。

安いフレームならGUSTOのように金属シェルを入れてしまう方が良いのでは、とも思いますが、
フレーム売りしているメーカーとしてはスペック上の重量が命というのも分かります。

FD台座もおそらくリベット止めの際に工具が当たってできた傷が入ってます。
この辺りも大手メーカーだとはねられると思います。

乗れないレベルであればもちろん対応はしてくれると思いますので、多少の当たり外れは覚悟できる方は選択肢としてはありかもしれません。

個人的には値段が上がってもいいので、もう少し精度を上げてくれるといいのになと思います。
そうなるとライバルが増えるのでメーカーは難しい判断ですね。

組んだ側の感想はあまりないかなと思い書きました。

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