アメリカのバイクブランド「SURLY(サーリー)」の取り扱いを始めました。
ずっとやりたかったメーカーです。
SURLYはどのモデルも細身のクロモリパイプのフレームで、一見すると時代に逆行しているように見えます。
“でも古くない”です。
日々自転車は進化しており、各メーカーは常に流行を追い、新規格を採用しています。
今まで使っていたパーツは使えなくなり、現行のフレームには今の時代のパーツじゃないと似合わない。
過去は古くなっていく、”古くしている”と言うべきでしょうか。
過去を否定することで新技術の魅力を謳うわけですから。
しかし、SURLYはいたずらに流行を追うのではなく、自転車の持つ可能性や楽しさ、そして色んな人や環境、文化を受け入れ、また受け入れられる寛容さを追い求めているブランドだと思います。
今回入荷したフレームは「DISC TRUCKER(ディスクトラッカー)」というモデルで、詳細に関してはまた別の記事で紹介しますが、簡単に言うと、キャリアを付けていっぱい荷物を積めるようなモデルです。
基本ロードツーリング系のバイクですが、ママチャリ系にすることもできるし、太いタイヤを履かせてダートツーリング系にすることもできてしまいます。
早く走るって感じではないので、確かにマンドリンって感じですね
エンドウ豆スープカラーがめっちゃいいです。
SURLYは何かに特化させず、やろうと思えば何でもできてしまう、そんなフレームが多いです。
例えばマウンテンバイクモデルの「KarateMonkey(カラテモンキー)」というSURLYの中でも人気のフレームがありますが、サスペンションをつけて山を攻めることもできるし、キャリアを付けて荷物をどっさり積んでキャンプに出掛けることもできる。
あるいはドロップハンドルをつけてツーリングバイクにするのもアリ。
どれもおしゃれだし、どんなスタイルでも肩肘張らない、私服でふらっと街中を流しても決まってくれる、そういうイメージです。
なんといっても見た目がカッコいいし、型にはまらず、自分の好きなスタイルのバイクが作れるのも魅力。
自分だけの一台が作れるからとても愛着がわく。
色んな性能を求めれば、全部ちょっとずつ不自由。
だけどそういう不自由もSURLYなら楽しさに変わる。
自転車ってそういうものじゃない?って気づかされるメーカーです。
在庫や納期、組付けに関するご相談はこちらからお願いします。
どのメーカーも等しくとても品薄で、なかなかすぐに入手できないモデルが多く、こちらもできるだけ入荷する予定にはしていますが、モデルやサイズが合うとも限らず、また1点のみの入荷で次は来年の予約みたいな感じになってしまいますので、できるだけ予約注文することをお勧めします。
注文せずに待ってても買えるっていう感じではなくなってしまいましたが、できる限り色んな提案はしたいと思います。
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